日ダマリニ立ドマリ
海峡映画祭を五まで書いて、軽い放心状態に陥った。物事は変わらず同じ速度で流れる中、自分の足音だけがエコーの内にゆっくりと消えてゆく感じ。
NHKでメダルを頂いた以降、「調子づいた」と嘲弄する人もいる。でも僕に野心はない。現にそのメダルをくれた方に「一緒にやろう。住まいも用意する」と伝えられたが、即答で断った。手放せないものがあるのだ、二人の娘だ。二人に絵本を選んで聞かせること、左右の腕を枕にして眠らせること、かけがえのないときだから。
真っ直ぐな想いは必ず届くと教えてくれたのは佐々部監督で、何気ない日々の内に至福があると教えてくれたのは森田雄三さんだ。新聞記者に「どうしてヤン・イクチュンを呼ぼうと想ったのか?」と訊かれて返答に困った。野心もないし、お金を貰う訳でもないから。迷ったあげく「どこかにいる僕に逢いたかった」と本心で答えたのだが…大それた言葉で、上滑りするのを感じた。きっと記者には、届いていないだろう。
僕は僕を救うことができない。誰かを救うことでしか自分を救うことができない。ゆがんだ自己愛だなぁと、想う。が、カオスに満ちてこそ世界が成り立つのなら…僕のような輩が多少いても許されるはず。僕は僕であることを貫くしかない。だから今しばらくは海峡映画祭について、書かなければならない。
NHKでメダルを頂いた以降、「調子づいた」と嘲弄する人もいる。でも僕に野心はない。現にそのメダルをくれた方に「一緒にやろう。住まいも用意する」と伝えられたが、即答で断った。手放せないものがあるのだ、二人の娘だ。二人に絵本を選んで聞かせること、左右の腕を枕にして眠らせること、かけがえのないときだから。
真っ直ぐな想いは必ず届くと教えてくれたのは佐々部監督で、何気ない日々の内に至福があると教えてくれたのは森田雄三さんだ。新聞記者に「どうしてヤン・イクチュンを呼ぼうと想ったのか?」と訊かれて返答に困った。野心もないし、お金を貰う訳でもないから。迷ったあげく「どこかにいる僕に逢いたかった」と本心で答えたのだが…大それた言葉で、上滑りするのを感じた。きっと記者には、届いていないだろう。
僕は僕を救うことができない。誰かを救うことでしか自分を救うことができない。ゆがんだ自己愛だなぁと、想う。が、カオスに満ちてこそ世界が成り立つのなら…僕のような輩が多少いても許されるはず。僕は僕であることを貫くしかない。だから今しばらくは海峡映画祭について、書かなければならない。

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